2018年2月19日から2月25日までの週間レンタルランキングは以下のとおりでした。
ランキング寸評
先週予想したとおり、今回は注目作品が多数レンタルリリースされたこともあり、一気に4作が初登場ランクインとなりました。
初登場で1位を獲得したのは、平穏な田舎町を襲った連続児童失踪事件の謎を追った少年たちが恐怖の「それ」に遭遇する『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』。テレビCMでも話題となったホラー作品が1位となりました。
2位に初登場したのは、猿と人類の全面戦争開始から2年後を描いたリブート新シリーズの第3弾『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』。前2作に続き主人公シーザーのモーションキャプチャーは今回も「第一人者」のアンディ・サーキスが担当しています。
3位に初登場したのは、EXILE TRIBEのメンバーが出演する邦画アクションのシリーズ第3弾『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』。
10位に初登場したのは、1960年代のアメリカ・NASAによる有人宇宙飛行計画に尽力した3人の黒人女性を描いた『ドリーム』。作品内容とかけ離れた邦題を付けられた事で批判され現在のタイトルになったものの、この邦題もインパクトが全然ないなあ。作品自体は面白いですよ。
前回まで3週連続1位だった『忍びの国』は3位に転落してしまいました。
今回は4作品の初登場ランクインにより、
◆『劇場版 名探偵コナン から紅の恋歌』(前週17位)
◆『帝一の國』(前週18位)
◆『東京喰種 トーキョーグール』(前週19位)
以上の作品がランキング圏外へと落ちてしまいました。11位から圏外ってのはビックリ。
次週の展望
2月26日(月)〜3月4日(日)のレンタル開始作品情報では、
◆『セブン・シスターズ』(ノオミ・ラパス)
◆『ブレードランナー 2049』(ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード)
◆『プラネタリウム』(ナタリー・ポートマン、リリー=ローズ・デップ)
◆『エル ELLE』(イザベル・ユペール)
◆『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』(サム・ワーシントン、オクタヴィア・スペンサー)
この辺りに注目。
カルト的人気を誇った前作に続き期待されたもののコケてしまった『ブレードランナー 2049』はレンタルだとどうなるか注目。結構回りそうな気はしてますが、さてどうでしょう。
ちょっとした問題作だと評された『エル ELLE』は、主演のイザベル・ユペールが昨年のアカデミー賞で主演女優賞にノミネートされました。今年のアカデミー賞授賞式まであと1週間となっております。
『プラネタリウム』は、ジョニー・デップの娘、リリー=ローズ・デップがナタリー・ポートマンと姉妹役で共演している作品。
『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』は、主演が『アバター』のサム・ワーシントン(なんだかお久しぶり)、あとは当時日本での芸能活動を休止していた女優・すみれ(石田純一と松原千明の娘)が重要な役柄で出演したことが日本ではちょっとした話題になってましたが、アメリカでの興行成績はどうだったんだろう…。
以上、レンタルランキング情報でした。