ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲスなど主要メンバーによるカーアクションが人気の「ワイルド・スピード」シリーズ。本国アメリカでの原題は『The Fast and the Furious』。
2013年に主要キャストの1人、ポール・ウォーカーがプライベートで事故死しましたが、その後もシリーズは継続しており、ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムによるスピンオフ作品もリリースされました。
2020年には、もう1人の主要キャストであるヴィン・ディーゼルが「残り数作でシリーズを終了する」と発言。今後はスピンオフ作品として続いていくのではないかとメディアが報じています。
目次
「ワイルド・スピード」メインシリーズ
ワイルド・スピード
ポール・ウォーカーを主役級とした1作目。ロサンゼルスのドラッグレースを舞台に描かれています。
ワイルド・スピードX2
舞台をマイアミへと移した2作目。1作目に続きポール・ウォーカーが主演しています。ヴィン・ディーゼルは出演していません。
ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
3作目は、時系列的には6作目『EURO MISSION』の直後から、7作目『SKY MISSION』までの期間を描いています。
舞台は東京で、真木よう子、妻夫木聡など日本人俳優も多数出演。まだ無名に近かった北川景子もオーディションで合格し、短時間ながら出演しています。
ワイルド・スピード MAX
ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーがシリーズに復帰。また今作からガル・ガドットもキャストに加わりました。
この作品あたりから初期のストリートレース的な描写が薄まり、カーチェイス中心のクライムアクション的作風にシフトしていきます。
ワイルド・スピード MEGA MAX
シリーズ5作目。捜査官ホブスを演じるドウェイン・ジョンソンがシリーズに初登場しました。
ワイルド・スピード EURO MISSION
シリーズ6作目。ヴィン・ディーゼルとドウェイン・ジョンソンの不仲騒動がメディアで報道され、シリーズ継続が危ぶまれていたのがこの頃です。
ワイルド・スピード SKY MISSION
シリーズ7作目。ジェイソン・ステイサムがシリーズ初登場。前作の敵だった人物の兄という設定で、主人公達を窮地に陥れます。
今作の撮影終了直前にポール・ウォーカーが急死。残りの一部シーンはCG合成と、ポールの2人の実弟がボディダブル(代役)として演じています。
ワイルド・スピード ICE BREAK
シリーズ8作目。ポール・ウォーカー死去後、シリーズ最終章として3部作が予定されており、その1作目として制作されました。
敵役としてシャーリーズ・セロンが出演しています。
ワイルド・スピード/ジェットブレイク
シリーズ9作目。当初は2020年に劇場公開開始の予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、2021年に公開が延期されています。
スピンオフ作品
ワイルド・スピード/スーパーコンボ
ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムによるスピンオフ作品。本シリーズと同様、仲が悪いなりに協力して敵と対峙していくアクション大作です。
ドウェイン・ジョンソンの実の親戚で、プロレス団体WWEのトップレスラーであるロマン・レインズがゲスト出演しています。(ドウェインもかつてはWWEのトップレスラーでした)