「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」シリーズ映画・全作品一覧

J・R・R・トールキン原作小説「指輪物語」を2001年にピーター・ジャクソン監督が実写映画化し、「ロード・オブ・ザ・リング(LOTR)」としてシリーズ3部作が制作されました。完結編の「王の帰還」は、その年のアカデミー賞で11部門にノミネートされ、その全てを受賞するという快挙を達成しています。

2012年からは「指輪物語」の新シリーズとして、LOTRにも登場したビルボ・バギンズの若き頃を描く前日譚「ホビット」3部作が制作され、LOTR出演者たちの多くが同じ役で出演したことも話題となりました。

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ

ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間

「指輪物語」を原作とした実写映画の第1弾。闇の冥王サウロンが作り出した、世界を滅ぼす魔力を秘めた謎の指輪。様々な運命を得てホビット族のビルボ・バギンズが手にした指輪を、世界滅亡を防ぐため破壊するという決定のもと、異なる種族が集った9人の仲間たちがモルドールに向けて旅に出ます。

主人公のフロド・バギンズをイライジャ・ウッド、魔法使いガンダルフをイアン・マッケラン、過去に冥王サウロンを倒した王の末裔アラゴルンをヴィゴ・モーテンセン、エルフ族で旅の仲間となる若者レゴラスをオーランド・ブルームなど、多数の豪華キャストが出演しています。

ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間(2001年)
【出演】イライジャ・ウッド、ヴィゴ・モーテンセン、イアン・マッケラン、ショーン・アスティン

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔

シリーズ2作目。元はガンダルフ(イアン・マッケラン)も尊敬する魔法使いでありながら、冥王サウロンの誘惑に負けて悪へと転じたサルマン(クリストファー・リー)は、オーク族を操ってフロド(イライジャ・ウッド)たち旅の一行を窮地に追い込んでいきます。

善と悪の表裏一体で揺れていたゴラムが今作でいよいよ暗黒面への堕落を強くしてしまいます。演じるのはモーションキャプチャーの第一人者、アンディ・サーキス。

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年)
【出演】イライジャ・ウッド、ヴィゴ・モーテンセン、イアン・マッケラン、クリストファー・リー

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

シリーズ3作目。冥王サウロンの放つ刺客や、凶暴なオーク族からの追撃をかわし、遂に指輪を破壊するための最終目的地である「滅びの山」の火山に到達したフロド(イライジャ・ウッド)とサム(ショーン・アスティン)。一方で別行動を取っていたアラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)たちは、冥王サウロンの注意を引いてフロドたちの行動に気付かせぬよう、モルドールで驚異的な戦力を誇るサウロン軍との決戦に命を捨てる覚悟で臨みます。

今作はアカデミー賞11部門にノミネートし、その全てでオスカーを獲得。アカデミー賞の最多受賞記録に並ぶ快挙を達成しました。

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年)
【出演】イライジャ・ウッド、ヴィゴ・モーテンセン、イアン・マッケラン、ショーン・アスティン

「ホビット」シリーズ

ホビット 思いがけない冒険

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで主人公だったフロド・バギンズの親類、ビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)。なぜビルボが指輪を入手したのか、そして若き頃に何があったのかを描く、前日譚としての新シリーズ第1弾。

彼と共に旅をする事になる、故郷を取り戻そうとする没落したドワーフ族の盟主・トーリンをリチャード・アーミティッジが演じています。

また「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズからガンダルフ(イアン・マッケラン)、エルロンド(ヒューゴ・ウィーヴィング)、ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)、サルマン(クリストファー・リー)など主要メンバーが同じ役で新シリーズにも出演、ファンを喜ばせました。前シリーズ3部作の主人公フロド(イライジャ・ウッド)も序盤に登場します。

劇中ではゴラム(アンディ・サーキス)が持っていた指輪をなぜビルボが手にすることになったのか、前シリーズでは謎だったシーンが詳細に描写されています。

ホビット 思いがけない冒険(2012年)
【出演】マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、イアン・マッケラン、アンディ・サーキス

ホビット 竜に奪われた王国

新シリーズ2作目。幾度の試練を乗り越えたビルボ(マーティン・フリーマン)とドワーフ族の一行は、遂にドワーフ族の故郷・エレボールに到達。しかしそこには邪竜スマウグが君臨。一方、別行動をしていたガンダルフ(イアン・マッケラン)は、過去の戦いで人間の王に討ち倒されたはずの魔王が復活する予兆を感じ取ります。

前シリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』3部作でエルフ族の弓使いレゴラスを演じたオーランド・ブルームが今作で復帰。そのレゴラスと行動を共にするエルフの女性タウリエルをエヴァンジェン・リリー、エルフ族とドワーフ族が憎み合う要因を作ったエルフの王スランドゥイルをリー・ペイス、かつて邪龍を仕留め損ねた人間の子孫バルドをルーク・エヴァンスが演じています。

ドワーフ族の故郷エレボールを奪い長年居座っている巨大な邪龍スマウグは、声をベネディクト・カンバーバッチが担当。顔の動きなどもカンバーバッチがモーションキャプチャーで担当しています。

今作の主題歌となった名曲「I See Fire」はエド・シーランが唄っています。

ホビット 竜に奪われた王国(2013年)
【出演】マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、イアン・マッケラン、ベネディクト・カンバーバッチ

ホビット 決戦のゆくえ

『ホビット』シリーズの3作目、そしてシリーズ完結編。莫大な財宝を手にしたことで呪縛に囚われたトーリン(リチャード・アーミティッジ)。その財宝を狙う、スランドゥイル(リー・ペイス)率いるエルフ族とドワーフ族との間に戦争が勃発するものの、隙をついてオーク軍が人間の街を襲撃。「穢れの王」アゾクが、かつての宿敵トーリンの命を奪うためビルボ(マーティン・フリーマン)たち一行を追い詰めていきます。

本来『ホビット』は2部作で描かれる予定でしたが、2作目があまりに長くなってしまうため、2作目と3作目に分割し、追加シーンを加えて3作目が仕上げられました。当初はビルボたちがエレボールに着いて邪龍と対峙するところがクライマックスだったものの、2つに分割したため、ビルボたちは2作目で既にエレボールに到着してしまった、とのこと。

今作のテーマ曲「The Last Goodbye」は、前シリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』3部作でホビット族のピピンを演じたビリー・ボイドが唄っています。

ホビット 決戦のゆくえ(2014年)
【出演】マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、イアン・マッケラン、エヴァンジェン・リリー



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