マーベル・コミック原作、突然変異で超能力を持った「ミュータント」たちの活躍を描くSFアクションシリーズ。
同じマーベル原作のヒーローものとしては、「アベンジャーズ」を軸とした「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」もありますが、XメンのシリーズはMCUと異なる世界軸で描かれています。(同じマーベルなので将来的には同じ世界軸になるかもしれません)
-
-
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画・全作品一覧
アイアンマン、ソー、ハルク、キャプテン・アメリカなど、マーベル・コミック原作のキャラクターが同じ世界観を共有する「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の作品群を紹介します。
続きを見る
4作目の『X-MEN: フューチャー&パスト』からは過去の物語が描かれており、キャスティングも少し変更され、前日譚のようなリブートシリーズとなっています。
ミュータントのうち、ウルヴァリンとデッドプールに関しては単独のスピンオフ・シリーズも制作されています。
目次
「X-MEN」初期3部作
X-MEN
初期シリーズの核となる登場人物のうち、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマン、プロフェッサーX役のパトリック・スチュワート、マグニートー役のイアン・マッケランは1作目から出演しています。
X-MEN2
主要キャストは続投。1作目は興行成績も評価もふるわなかったものの、2作目が大ヒットしたことで以降のシリーズ化が加速していきます。
X-MEN:ファイナルディシジョン
初期3部作の完結編。前2作で監督を務めたブライアン・シンガーは、別の作品(スーパーマン リターンズ)の監督に専念するため途中降板。新たにブレット・ラトナーが起用されました。
この作品の後、ウルヴァリンをフィーチャーしたスピンオフ第1弾が制作されています。
前日譚・リブートシリーズ
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
若い頃のマグニートーとプロフェッサーXに焦点を当てたリブートシリーズの第1弾。前3部作からはウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンが続投しています。
過去の時間軸を描くため、プロフェッサーXをジェームズ・マカヴォイ、マグニートー役をマイケル・ファスベンダー、ミスティーク役をジェニファー・ローレンスが演じるなど、主要キャストの大半が交代しています。
X-MEN:フューチャー&パスト
新シリーズ2作目。初期3部作と新シリーズをまとめた続編となっており、初期3部作の主要キャストだったパトリック・スチュワート、イアン・マッケラン、ハル・ベリーなどがシリーズに復帰。
一方でジェニファー・ローレンス、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダーなど新シリーズのキャストも引き続き出演し、X-MENオールスター的作品になっています。
X-MEN:アポカリプス
新シリーズの3作目。X-MENが組織として正式始動するまでの物語となっており、敵となる最強ミュータント、アポカリプスはオスカー・アイザックが演じています。
X-MEN:ダーク・フェニックス
前作『アポカリプス』にも登場したジーン(ソフィー・ターナー)が悪の人格に目覚め、X-MENと敵対してしまう物語。
スピンオフ:「ウルヴァリン」シリーズ
ウルヴァリン:X-MEN ZERO
3作目『ファイナルディシジョン』の後に制作された、初期3部作の前日譚となる物語。ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンがスピンオフシリーズでも主役を演じた他、初期3部作からはプロフェッサーX役のパトリック・スチュワートも続投しています。
後に別のスピンオフ作品が制作されることになるデッドプール(演じるのはスピンオフシリーズと同じ、ライアン・レイノルズ)がウルヴァリンの敵として登場します。
ウルヴァリン:SAMURAI
スピンオフ2作目。X-MENシリーズの時間軸としては初期3部作『ファイナル・ディシジョン』の後、新シリーズ『フューチャー&パスト』の前にあたり、スピンオフとしての前作『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』とは時間軸が直接は繋っていません(=時代が飛んでいます)。
日本が舞台となっており、東京タワーや増上寺、広島県福山市などで撮影が行われました。敵役として真田広之がキャスティングされた他、チョイ役で格闘家の小川直也や角田信朗も登場します。
LOGAN/ローガン
X-MENシリーズの時間軸としては最も遅い2029年を舞台に描かれているスピンオフ3作目。
ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンと、プロフェッサーX役のパトリック・スチュワートは、この作品を最後にX-MENシリーズにはもう出演しない、と明言しています。
スピンオフ:「デッドプール」シリーズ
デッドプール
X-MENの登場人物の1人、デッドプールをフィーチャーしたスピンオフ第1弾。
デッドプールを演じるライアン・レイノルズによるハチャメチャでやりたい放題の強烈なコメディー作品となっています。なおシリーズ初のR指定。
デッドプール2
スピンオフシリーズ2作目。主人公デッドプールの悪ノリは加速し、主演ライアン・レイノルズが過去に主演したDCコミックの問題作『グリーン・ランタン』を揶揄し、過去のライアン・レイノルズをデッドプールが殺すといった描写もあるなど再びのやりたい放題となっています。
ミュータントの1人として忽那汐里が出演しています。
スピンオフ:「ニュー・ミュータント」シリーズ
ニュー・ミュータント
新時代のミュータントを描き、過去シリーズのキャラクターは登場しないスピンオフ。「青春ホラー路線」というシリーズ初のジャンルで制作されています。
新型コロナウィルスの影響で本国アメリカでは映画館の休館や閉館が相次ぎ、その影響もあって当初は2018年4月だった劇場公開が最終的には2020年8月の公開開始となりました。日本では劇場公開されず、デジタル配信のみでレンタルリリースされています。