第79回(2006年度)アカデミー賞、主要6部門の受賞結果

第79回アカデミー賞授賞式は、2006年の映画を対象とし、2007年2月25日(現地時間)にアメリカで開催されました。

最多ノミネート(8部門)だった『ドリームガールズ』が作品賞にノミネートされず、史上初めて「最多ノミネートなのに作品賞ノミネート無し」という作品に。

助演男優賞の最有力候補とされていたジャック・ニコルソン(『ディパーテッド』)はノミネートすらされず、同作品でなぜかマーク・ウォールバーグがノミネートされたり、同じく『ディパーテッド』に主演したレオナルド・ディカプリオが別作品(『ブラッド・ダイヤモンド』)で主演男優賞にノミネートされたり、外国語映画賞の最有力と言われていた『ボルベール<帰郷>』も落選するなど、候補選出に謎が多く、批判を浴びた年でした。

マーティン・スコセッシは監督賞に通算6度目のノミネートで遂にオスカーを獲得。悲願達成となりました。

日本関連では、『BABEL/バベル』で聾唖の女子高生を演じた菊地凛子が助演女優賞にノミネート。日本人が演技部門にノミネートされたのは史上5人目で、日本でも大いに話題となりました。

クリント・イーストウッド監督作品で渡辺謙、二宮和也、加瀬亮など日本人俳優が多数出演した『硫黄島からの手紙』が作品賞など4部門にノミネートされ、音響編集賞を受賞。日本語メインの作品が作品賞にノミネートされたのは史上初。

また『もしも昨日が選べたら』の辻一弘がメイクアップ賞に初ノミネートされています。

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助演女優賞:ジェニファー・ハドソン

受賞 ジェニファー・ハドソン 『ドリームガールズ』
ノミネート ケイト・ブランシェット 『あるスキャンダルの覚え書き』
ノミネート アビゲイル・ブレスリン 『リトル・ミス・サンシャイン』
ノミネート 菊地凛子 『バベル』
ノミネート アドリアナ・バラッザ 『バベル』
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助演男優賞:アラン・アーキン

受賞 アラン・アーキン 『リトル・ミス・サンシャイン』
ノミネート ジャッキー・アール・ヘイリー 『リトル・チルドレン』
ノミネート ジャイモン・フンスー 『ブラッド・ダイヤモンド』
ノミネート エディ・マーフィ 『ドリームガールズ』
ノミネート マーク・ウォールバーグ 『ディパーテッド』
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主演女優賞:ヘレン・ミレン

受賞 ヘレン・ミレン 『クィーン』
ノミネート ペネロペ・クルス 『ボルベール<帰郷>』
ノミネート ジュディ・デンチ 『あるスキャンダルの覚え書き』
ノミネート メリル・ストリープ 『プラダを着た悪魔』
ノミネート ケイト・ウィンスレット 『リトル・チルドレン』
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主演男優賞:フォレスト・ウィテカー

受賞 フォレスト・ウィテカー 『ラストキング・オブ・スコットランド』
ノミネート レオナルド・ディカプリオ 『ブラッド・ダイヤモンド』
ノミネート ライアン・ゴスリング 『ハーフネルソン』
ノミネート ピーター・オトゥール 『ヴィーナス』
ノミネート ウィル・スミス 『幸せのちから』
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監督賞:マーティン・スコセッシ

受賞 マーティン・スコセッシ 『ディパーテッド』
ノミネート アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 『バベル』
ノミネート クリント・イーストウッド 『硫黄島からの手紙』
ノミネート スティーヴン・フリアーズ 『クィーン』
ノミネート ポール・グリーングラス 『ユナイテッド93』
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作品賞:『ディパーテッド』

受賞 『ディパーテッド』
ノミネート 『バベル』
ノミネート 『硫黄島からの手紙』
ノミネート 『リトル・ミス・サンシャイン』
ノミネート 『クィーン』
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最多ノミネートは『ドリームガールズ』の8部門で、助演女優賞(ジェニファー・ハドソン)など2部門を受賞。最多受賞は『ディパーテッド』で、5部門にノミネートされ、作品賞、監督賞(マーティン・スコセッシ)など4部門を受賞しました。

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